ルイーダの雑記帳

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マーニーの想いに心洗われる 映画『思い出のマーニー』

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思い出のマーニー 公式サイト
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スタジオジブリのアニメ映画『思い出のマーニー』を鑑賞しました。

ジブリを最後に見たのはなんだったか。確かアリエッティだったか。あの作品は久々にファンタジーな雰囲気が心地よく、楽しめたような記憶があります。

本作はアリエッティと同じ監督、米林宏昌さんの作品。ならばそこそこ楽しめるかも。そう期待して観てみたら、予想以上に感動させられてしまいましたよ~。

※以下ネタバレあり


あらすじ

心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。
そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。
その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。

今までのジブリにいなかった主人公像


私の知っているジブリ作品の主人公といえば、ナウシカもラピュタも魔女宅も、みんなポジティブな子ばかりでした。

しかし、本作の主人公・杏奈は冒頭から「私は私が嫌い」と言い放つ超ネガティブっ子

元は孤児で両親とは血のつながりはなく、関係はギクシャク。「私は目に見えない魔法の輪の外側の人間」と思い込み、同級生たちとも壁をつくっています。

のっけから、この作品は他のジブリ作品とはちょっと違うのかと感じ、引き込まれました。


杏奈はマーニーとの出会いをきっかけに、少しずつ内面が成長していきます。

自分はいらない子なんだと自己否定を繰り返す彼女を、マーニーが優しく迎え入れてくれる。そうすることで、自分を想ってくれている人がいることに気づいていくのです。

こういう心理はとてもリアルで、杏奈のことをとても身近に感じられます。だからこそ、この作品のメッセージがグッと心に響いてきましたね~。

マーニーの優しさにウルッ……

マーニーの正体はずばり、杏奈のおばあちゃんでした。

ネット上の感想を見ていると、「結局マーニーは主人公の妄想かよ」というものもありましたが、私はそうは思いません。

この映画はファンタジーです。きっと杏奈のことを心配に思ったおばあちゃんが、本当に幽霊や精霊のような存在として彼女を助けるために現れたのだと思います。

そう考えた方が、ハッピーじゃないですか?

本当は杏奈の成長をずっと見守っていたかったマーニー。その想いが形となり、杏奈を優しく包み込んでくれた。マーニーの杏奈への愛情を思うと、思わず目頭が熱くなってきます。

人の成長に、愛情は不可欠なのでしょう。その愛情に気づけたとき、他人を人はひとまわり大きくなれるんだろうね。

宣伝方法に???

ここから先はちょっと愚痴です。

映画館などで予告を見たときは、女の子同士の恋愛的な雰囲気でシーンが切り取られていたように思います。当時は「ビアン映画か!」と感じたような記憶が……。

確かに友情と恋愛とが入り混じったような感情になることはあるかもしれませんが、あそこまで強調する必要があったのかな?

キャッチーではあるけど、せっかくいい作品なのに本来のメッセージがあまり伝わっていないような気がします。もったいないなぁ。

ワクワクファンタジーではない。けど、いい。

本作は、トトロや魔女宅のようなワクワクするファンタジーでも、ナウシカやラピュタのような冒険活劇でもありません。どちらかというとヒューマンドラマの方が近いかもしれません。

地味といえば地味ですが、心にグッとくるものがある作品で私は大好きです。大人でも楽しめるジブリですね。


思い出のマーニー [DVD]
思い出のマーニー
2014年
監督:米林宏昌
脚本:丹羽圭子、安藤雅司、米林宏昌
出演:高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進
公式サイト:http://marnie.jp/index.html

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