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手出しできない過去からの狂気 映画『恐怖ノ黒電話』

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恐怖ノ黒電話

なんとなく暇を持て余していた日曜。気楽に観られる映画がないかなーと探していたところ、ケーブルテレビのオンデマンドで見放題になっていたとある作品を見つけました。

それが本作、『恐怖ノ黒電話』です。

邦題からプンプンと漂うB級、いや、C級臭。片手間に適当に見るには、こういう作品がピッタリ!というわけで観てみたところ、意外や意外。面白いではないですか!

というわけで、今回はこちらの感想について書かせていただきます。

※以下ネタバレあり


あらすじ


とある古びたアパートに引っ越してきたメアリー。彼女は夫のDVに悩まされ、離婚調停中だった。
そんな彼女の部屋に備え付けられていた1台の黒電話。そこに知らない女性から電話がかかるようになる。
最初は間違い電話だと思っていた。しかし、頻繁にかかってくる内に次第とお互いの話をするようになっていく。そして相手は驚くような主張をする。彼女の生きている時代は「1979年」だと。
古くからの住人、隣人のジョージに聞いてみると、1979年、軍人と恋人のローズがメアリーの部屋に住んでいたと言う。電話の主はローズなのか?
その後も黒電話は鳴り続け、ローズは次第に狂気を見せ始める……。

敵は「過去」の人間。手出しのできない恐怖。

恐怖ノ黒電話 YouTube

ローズはメアリーとの会話をきっかけに、次々と殺人を働くようになってしまいます。

そうなるとどうなるか。そう、メアリーの時代がどんどんと改変されていってしまうんです。どんどんいたはずの人間たちがいなくなっていく。でも、相手は過去で行動してるがゆえに、こちらからは一切干渉できないというもどかしさ。

ホラー作品は敵が幽霊やモンスターだったとしても、どうにかして対処ができそうな雰囲気はあるものです。でも本作ではどうすることもできません。

この設定は新しい!手を出せない状況が、恐怖を掻き立てます。
敵の姿を一切見せずに、黒電話だけでここまでゾクリとさせるのはなかなかの演出です。

特にローズが電話の向こうで子供時代のメアリーに熱した油をかけるシーンは、圧倒的な絶望感。
直接は何もされていないのに、綺麗な素肌がひどい火傷の後で覆われていくのは辛くて辛くて……。

黒電話の「ジリリリン!」という耳障りな音も効果的で、この音がなると「もうやめてー!」って思っちゃいます。

主演のラシェル・ルフェーブルが綺麗!

ラシェル・ルフェーブル


主演はカナダの女優さん、ラシェル・ルフェーブル。この方がとっても綺麗です!

ウェーブのかかったブロンドヘアーが美しくて、カッコよく、セクシーで、どこか可愛らしさもある。素敵な人ですね~。とっても好みの顔。

男性だけでなく、女性目線でも好感度高そうです。

残念すぎる邦題

THE CALLER

原題は「THE CALLER」。「電話をかける人」です。うん。そのまま。
このままでは日本でのウケが悪そうというのはわかります。

だからって「恐怖ノ黒電話」はないよね!!

せっかく内容はA級と読んで差し支えのないクオリティなのに、これではその良さがまったく伝わりません……。
「コーラー」がダメでも、他にいかようにでもなったでしょうに。


私、邦題をつけることに対して否定はしません。

邦題がダメな作品は確かにいっぱいありますが、付け方が素敵な作品だっていっぱいあります。「天使にラブソングを」とか、「きみに読む物語」とか、中国映画の「初恋のきた道」とか、どれもグッときますよね。

原題では日本人に伝えられない良さを、邦題が教えてくれることだってあるんです。

でもこういう作品があるから、邦題NG派が出てきてしまうんですよね。配給会社さん、もうちょっとがんばって!

タイトルでスルーせずに観て!

本作は心からオススメできるホラー映画です。もうこの際タイトルのことはすべて忘れてもらって、いろんな人に観てもらいたいですね。

もしファーストインプレッションで馬鹿にしている人がいたら、思いっきり観るように説得していきたいですね。


恐怖ノ黒電話 [DVD]
恐怖ノ黒電話
2011年
監督:マシュー・パークヒル
出演:ラシェル・ルフェーブル、スティーヴン・モイヤー

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